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尿失禁予防体操のご紹介
この情報は(社)日本理学療法士協会発行「歳のせいだとあきらめていませんか?」から抜粋しております。

尿失禁体操タイトル1

尿失禁体操扉絵

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予防体操で充実した生活を!
尿失禁は多くの女性が抱える悩みです。そんな尿失禁を予防する体操を分かりやすくご紹介します。

失禁種類タイトル1

失禁種類タイトル1
 重い荷物を持ったり、くしゃみや咳をするなど、急におなかに力が入ったときに尿がもれる症状です。出産直後や40歳代後半くらいからの女性に多く、女性患者さんの約7割がこの腹圧性といわれています。
 ○腹圧性尿失禁になりやすい人○
    ・出産経験者
    ・高齢者
    ・肥満の方
    ・便秘気味の方
失禁種類タイトル3
 トイレに行きたいと思うと我慢が出来なくなり、尿がもれてしまう症状です。一日に何度もトイレに行かなければならなく、外出先でも常にトイレが気になり不便な思いをされている方も多くいます。
 ○切迫性尿失禁になりやすい人○
    ・膀胱が過敏な方
失禁構造


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 どちらの尿失禁症状にも、骨盤底筋群を強くする体操が予防・改善になります。下記の体操を毎日の生活に取り入れて見ましょう。就寝前や朝起きたときなどに少しずつ行って、最低3ヶ月、長期的に続けることが大切です。  
※体操で改善が見られない場合は、医師に相談し、適切な指導を受けましょう。

体操タイトル1

 予防体操の基本は、肛門や膣周りの筋肉をゆっくり閉めることです。まず3秒間、慣れてきたら10秒間閉めたまま維持してみましょう。うまく出来ない場合は理学療法士に相談しましょう。
回数の目安:各体操で10回ずつ、2〜3セット

体操1

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体操2

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体操3

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体操4

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体操5

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水中運動のご紹介
■水中運動とは・・・重力からの開放
 水中運動とは水の特性(浮力・抵抗・水圧・温度)を利用した身体に優しい運動です。心理的な開放感も得られ、心と身体、両方へ働きかけます。
 ここではその水中運動の一部をご紹介いたします。




■水中運動の効果
 ・心臓への負担が少ない:水圧による軽い圧迫効果により、足の血行が促進され、心臓へ血液
 が戻りやすくなり、結果として血圧・心拍数を抑えた中で運動を行えます。
 ・関節への負担が少ない:浮力により、足への体重負荷が軽減され、軽い力で身体を動かすこ
 とが出来ます。
 ・柔軟性を引き出しやすい:温熱効果により、筋肉の柔軟性が得られやすくなります。また鎮
 痛作用や新陳代謝の促進効果もあります。

■水中運動の注意点
 ・水中運動の効果を得るには何よりも水に慣れることが必要です。少しずつ
 無理せず行うと良いでしょう。
 ・身体が浮きやすくなる分、不安定になります。二人一組にて壁際で行いま す。
 ・排尿が促進されるので終わったあとの水分摂取が重要です。
 ・プールから急に上がると立ちくらみ、失神の可能性もあるので上がるとき
 はゆっくり
と上がります。
 ・皮膚の温度(32度)より低い水温のプールに入るときは特に体温調節に気を つけます。
  特に体温調節機能の未熟な子供が入るときは注意します。

■水中運動の具体的利用例(腰痛に対して)
 腰痛に対する水中運動の利用例を紹介します。
一般的に腰痛を持っている方では、体幹・股関節の柔軟性の低下、姿勢の崩れ、体幹の筋肉のバランスの崩れが見られます。このような問題点に対して、腰への負担が少ない状態で、全身の調整運動を行います。






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メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
■メタボリックシンドロームとは
 2006年時点での有病者数約1300万人。予備軍約1400万人。
メタボリックシンドロームとは肥満症や高血圧といった将来的に動脈硬化を引き起こす可能性のある危険因子を複数持っている病態のことを指します。

  動脈硬化とは一種の老化現象ですが、危険因子が加われば加わるほど進んでいきます。動脈に硬化が起こると、血液の通り道が狭くなったり、詰ったり、裂けたり、破裂したりすることにより、組織・臓器全体に血行障害を起こします。
心臓病や脳梗塞など致命的な病気に関わってきます。
 
 内臓脂肪症候群は、医療費の約3割を占める糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病の大きな原因とされ、08年度からは保健師が積極的に介入指導することを厚生労働省も方針としてうち出しています。

■メタボリックシンドロームの診断基準
  メタボ:なす
・へそ周りのウエスト:男性 85cm以上 女性 90cm以上
であり
・高血圧・高血糖・高脂血症のうち2つ以上該当する。
と定めています。

■原因
原因は「肥満」です。肥満は2つのタイプがあります。

・皮下脂肪肥満:一目で肥満とわかる体形が特徴。「洋なし型肥満」とも。
・内臓脂肪肥満:外見では分かりにくいがお腹がぽこっと出ているため「りんご型肥満」とも。

メタボリックシンドロームの原因になるのは下の内臓脂肪肥満です。
内臓に脂肪がつくと、血液中に脂肪が溶け出したり内臓に負担がかかることで、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を発症する危険性が高まるためです。

■予防するには?
 原因が肥満ですので、肥満を予防・改善することが先決で、食生活を見直すことが重要です。
 肉中心の欧米型の食事は、肥満の最大の原因となります。
メタボ:肉 控えめに・・・
内臓脂肪は比較的容易にたまるものの、容易に燃焼することができるので、日々の食事や運動を心がければ減らすことは十分に可能です。

 栄養バランスが偏らないことが前提となりますが、まずは食事の量を。腹6〜7分目。肉類を減らし、魚・野菜を増やします。
 1日3食、出来るだけ決まった時間にゆっくり食べます。まとめ食いは太りやすくなるだけでなく、血糖の変動も大きくなります。

運動はいきいきと継続して行います。

有酸素運動は肥満防止のほか、体力の増進、内臓機能の活性化、ストレス解消に効果的。
しかしやりすぎはよくありません。心疾患のある方は医師の指示に従ってください。
運動頻度、時間の目安は

 ・運動強度:うっすら汗をかくも、ハァーハァーならずに隣の人と会話できる程度
 ・運動頻度:1週間に3回
 ・運動時間:1回につき、20〜30分

 
体力にあった運動を行いましょう。 (ストレッチ・ウォーキングなど)

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介護予防
■介護予防とは
 介護予防とは介護が必要になる状態になるのを防ぐ(遅らせる)、そしてもし介護が必要になってもその悪化を防ぐことです。






■介護予防が目指すもの
 個々人の体や心の改善を通じて、高齢者一人ひとりの生活行為を高め、生き甲斐や自己表現の達成に向けた支援を行うこととなっています。それを通じて、個々の高齢者の生活の質の向上を目指しています。





■介護予防で行われるもの
 ・市町村で行われる地域支援事業の介護予防プログラム
 ・介護保険サービスによる新予防給付
の2つが行われます。運動教室や栄養改善事業または口腔機能改善事業などへの参加となります。

 地域支援事業では介護保険を申請し、非該当となった方、健康診断時や民生委員によって
 選出された方を対象に3ヶ月間を一区切りとして行われます。

 介護保険サービスでは申請後、要支援1・2・要介護1と認定された方を対象に3あるいは
 6ヶ月一区切りとし行われます。

=要支援・要介護の目安=
要支援:介護が必要とならないよう支援が必要で、次に該当しない
      ・疾病や外傷などで心身の状態が安定しない。
      ・認知機能や思考及び感情に障害があり適切な理解が困難

要介護1:薬の服用、電話の利用など手段的日常生活動作の能力が低下し、部分的な介護が必要
非該当:介護保険のサービスが必要とは認められない。※地域支援事業の利用が妥当

■なぜ運動教室か
 近年の研究では、虚弱高齢者であっても積極的な運動を行うことにより、運動機能の向上がもたらされ、生活機能が改善する、85歳以上の高齢者であっても、介入効果を期待できるということが分かりました。
 高齢者は考えられていた以上に高い潜在能力を持っています。




■運動は介護予防のための一手段。大切なのは閉じこもりを予防すること
 筋力トレーニングは要介護状態になるのを防ぐための一手段です。
 介護予防に対する制度も整備されつつあるものの、閉じこもっていては有効とはなりません。



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(閉じこもりの概念)
  1日のほとんどを家の中、あるいはその周辺(庭先程度)で
 過ごし、日常の生活行動範囲が極めて縮小した状態。
(閉じこもりの定義)
  日常の外出範囲が(週1回程度以下)
(閉じこもりのタイプ)
 ・身体に障害があって、「外出が困難、あるいは出来ない」 ・・・3〜4割
 ・身体に障害がないか、あっても軽度なものであるにもかかわらず「外出しようとしない」
                            ・・・6〜7割
(閉じこもりの原因)
 ・身体的・精神的要因
  歩行障害、認知障害、失禁(尿・便)、その他
 ・心理・社会的要因
  社会的・家庭的役割の喪失、友人・近隣との交流の減少、生活意欲・楽しみの減少、
  家族への依存心、障害の受け止め方、その他
 ・環境的要因
  家族の介護機能、家屋の構造・周辺環境、その他
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従って、
介護予防には個々人の気持ちも大切ですがそれだけでなく、活力を引き出せる、その活力を持続させるような地域ぐるみでの取り組みが重要となります。

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脳の障害に対して
■脳の機能回復について
 昔は、脳卒中などによって脳が損傷を受けてしまうとその機能は回復しないといわれてきました。
 しかし現在ではその機能は回復することがわかってきています。

理学療法の可能性:脳


 ここでは脳の機能障害からの回復のメカニズムを紹介します。

■脳の可塑性
 脳は、数百億という数の神経細胞の集合体で神経細胞が手をとりあって回路を形成しています。 
 脳は各領域に役割を持っています。例えば手足の動きを司る領域、言葉を司る領域などがあります。
 そしてよく使われる領域は拡大します(ピアニストの指に関連した領域は大きい、目が不自由な方は手の感覚の領域が大きいなど)。ある場所に不具合を生じると他の領域でその役割を補うようにもなります。麻痺のある方の脳では、手足の動きに合わせて本来の領域ではないところでの興奮がみられています。
 また脳では同じ回路を何度も使うとその回路を強化し、信号が伝わり易くなります。また回路同士が新しい結合を作り、新しいネットワークも作ります。
 このように脳には情報の伝達効率を向上させ、学習能力を高めたり、障害された脳の部位を他の部位が代償する力を持っています。つまり脳は使用状態に合う様に変化していきます。これを「脳の可塑性」と言います。

※可塑性という言葉は塑性(plasticity) に由来します。文字通り、プラスチック製品のような性質をあらわす言葉で 力を加えると変形し、力を取り去った後も熱を加えて変形可能 なプラスチック製品のような性質を指します。

■脳の抑制現象の開放
 脳に障害が起こると、その障害部位の周辺にはむくみが生じます。また血流が低下します。この周辺部位は障害されてはいるが、手術や投薬によって一定の時間内にその環境が改善されればその機能を取り戻すことが出来ます。

■脳障害に対する理学療法
 脳の障害に対する理学療法は、上述のように脳の可塑性を発揮できるようなアプローチを行います。
 脳卒中であれば、半身に麻痺症状が出現します。麻痺側の動作への参加が乏しくなります。また麻痺していない側もかばうように過剰に緊張した状態となります。
 理学療法では、麻痺のある側、ない側が共に有効に使えるように、両側を用いた運動・感覚の経験を援助します。脳の残存能力を最大限発揮できることを期待して歩くこと、立ち上がること、起き上がることそして寝返りなどの基本動作獲得に向けて取り組みます。
 症状や理学療法の目標は脳の障害部位・程度、既往歴、もともとの背格好、体の使い方、生活様式などが合わさり、人それぞれとなります。
 それらを踏まえ、より良い生活様式の獲得に向けて、他職種との共同作業の上でアプローチしていきます。

○参考文献
1) 森 茂美 :健やかに立つ・歩くメカニズム.理学療法学 第33巻第4号 
137-146 2006
2) 道免 和久:脳卒中リハビリテーションにおける運動療法の新たなる挑戦.理
学療法学 第33巻第4号 147-154 2006
3) 奈良 勲編:くり返し、くり返し−脳障害後の理学療法−. 理学療法のとら
えかた Crinical Reasoning
 177-191 2001
4) 宮本 省三:片麻痺の機能回復.認知運動療法講義 47-66 2004

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