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転倒
■転倒とは?
 転倒とは「自分の意思からではなく、地面またはより低い場所に、膝や手などが接触することである。階段、台、自転車からの転落も転倒に含まれる」と定義されています。
 統計によると65歳以上の3人に1人が毎年転倒し、75歳以上になると、急激に転倒頻度が上昇します。転倒は大腿骨の骨折の大きな要因となります。

■転倒の原因は?
・危険に対する注意力、慎重さ、経験、認識の低下、欠如が大きな要因になります。
 例えば、物を持ちながら歩く、だとか何かを作業するために台に上がるだとか、慣れ親しんだ作業だからなど、歩く、上がるといった事よりも他のことに注意が向きすぎているときなどによくみられます。
・床や路面の形状
 積雪・凍結によって凸凹があったり、滑りやすくなる。あるいは湿度が高いときには床に履物がくっつきやすくなり、つまづきやすくなります。
・段差、障害物、斜面
 段差、障害物そのものも危険因子ですが、やはりそれらを見落としたとき、あるいはそれらの高さ・大きさを見誤ったときにより転倒が起こりやすくなります。高齢者では自分が越えられると思う高さと、実際に越えられる高さに差が出てきます。
 斜面では傾斜している地面の上に立つこと自体にバランス能力が使われ、とっさの事態などに対する余裕がなくなってきます。
・明るさ、色使い
 他の部分に比べて「そこに何かある」と気づきやすいことが大切です。
・サンダル、靴などの履物
 足に大きさ、形があっていないとつまづきやすくなったり、つかれやすくなったりします。転びそうになったときの対応にも影響を及ぼします。
・高齢者の場合、筋力、感覚、瞬発力、敏捷性が加齢により変化し、バランス能力が低下します。

■転倒を予防するには?
・時間や気持ちにゆとりを持つ
 車の安全運転と同様です。危ないから 「ゆっくりやろう」、「杖を持って出かけよう」、「シルバーカーを押して出かけよう」、「つかまりながら行おう」、といった気持ちをもって行動します。
・つまづきにくい居住空間に
 部屋を片付ける、段差がない、手すりがあるといったバリアフリー化を図る。 掴めるものを転倒の危険性を予測してあらかじめ掴まりやすい場所に用意します。 
・履物を選ぶ
 バランスを保つためには足の指でしっかり地面をつかめる、足の裏から床の状態を感じることが出来ることが大切です。そのためには足にしっかり固定できて、大きさがあっていて、安定しているものを選びます。
・バランス能力の向上
 とくに足の指でしっかり地面を掴めることが大切です。以下に足の指の運動をいくつか紹介します。
転倒:ビー玉つかみ
転倒:ボール転がし
転倒:じゃんけん

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| 理学療法豆知識::理学療法の対象疾患 | 03:44 PM | comments (x) | trackback (x) |
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