尿失禁予防体操のご紹介

予防体操で充実した生活を!
尿失禁は多くの女性が抱える悩みです。そんな尿失禁を予防する体操を分かりやすくご紹介します。
腹圧性尿失禁
重い荷物を持ったり、くしゃみや咳をするなど、急におなかに力が入ったときに尿がもれる症状です。出産直後や40歳代後半くらいからの女性に多く、女性患者さんの約7割がこの腹圧性といわれています。
○腹圧性尿失禁になりやすい人○
・出産経験者
・高齢者
・肥満の方
・便秘気味の方
切迫性尿失禁
トイレに行きたいと思うと我慢が出来なくなり、尿がもれてしまう症状です。一日に何度もトイレに行かなければならなく、外出先でも常にトイレが気になり不便な思いをされている方も多くいます。
〇切迫性尿失禁になりやすい人〇
・膀胱が過敏な方

どちらの尿失禁症状にも、骨盤底筋群を強くする体操が予防・改善になります。下記の体操を毎日の生活に取り入れて見ましょう。就寝前や朝起きたときなどに少しずつ行って、最低3ヶ月、長期的に続けることが大切です。
※体操で改善が見られない場合は、医師に相談し、適切な指導を受けましょう。
尿失禁予防体操
予防体操の基本は、肛門や膣周りの筋肉をゆっくり閉めることです。
まず3秒間、慣れてきたら10秒間閉めたまま維持してみましょう。うまく出来ない場合は理学療法士に相談しましょう。
回数の目安:各体操で10回ずつ、2~3セット





